銀鮭の養殖

人と海をつなぐ、そこには牡鹿漁業協同組合が目指す漁業が存在します。

銀鮭について

鮭の定番として最も良く食べられています。魚の特徴としては、骨が硬く、身は、柔らかい。身の色は、 オレンジ色に近く秋鮭に似ています。天然物は、北海道からアラスカ、カナダ産があります。
近年、銀鮭の養殖 も盛んに行われていて(宮城県が全国の生産量の90%以上を占めています。)養殖物の鮭では、餌の改良により養殖物特有の臭みがなく、色も鮮やかで脂肪分も適当でもっとも美味しい鮭です。

銀鮭の養殖

ギンザケは、日本の沿岸には生息していません。そのため、アメリカのワシントン州の川に遡上した親のギンザケから卵を採り、飛行機で日本に運ばれ、養殖します。なお、卵から稚魚、そして成魚へと、どこでどのように生産されたギンザケなのかがはっきりした仕組み(トレーザビリティ)をとった養殖も行っています。

養殖生け簀

計画的に生産し、水揚げを行っていますが、大きい魚だけを水揚げするために、水揚げ数日前に選別を行います。生け簀の網を手操りよせて、タモ網で大きい魚だけを、丁寧に手前の水揚げ用の小さな生け簀に入れ替えます。

銀鮭の選別・出荷作業です。

いよいよ選別 出荷作業です。
全国各地に出荷されて行きます。
今年の銀鮭は、色も鮮やかで脂肪分も適当でもっとも美味しい鮭です。

銀鮭のレシピ 味噌漬け

材料銀鮭4切、味噌床、サラダ油、ガーゼ、味噌床分量、中辛口味噌300g、粗糖50g、みりん70cc
  1. ギンザケは1切を半分に切り、サラダ油で焼いて冷まし水分や油分をふいておく。
  2. 味噌床はよく練り合わせておく。
  3. バット等に(2)の味噌床1/2量を敷き、ガーゼを置いて(1)のギンザケを並べる。
    その上にガーゼを置き、残りの味噌床を平らにのばす。冷蔵庫で保存し、味噌床から出してそのまま食べる。

※漬けて2~3日が食べ頃。食べ頃になったら味噌床から出し、冷蔵庫で3~4日保存可。